地固め療法(2) ー 16日目 熱さがる
ここ数日、40度の熱と格闘していました。
今朝の検温で37.4度まで一気に下がりました。びっくり。
ひとつのヤマを闘い終えた爽快感と身体の軽さで気分いい。
ふぅ。大したことないやつだったわい。
。。。
というのは嘘で、昨日まで解熱剤の力をいっぱい借りました。
寒気を感じる→熱が上がってくる→ピークに達した時に解熱剤投与→汗をかいて熱がさがる→汗を拭いて着替える→落ち着いて眠れる→また寒気を感じる、の繰り返しです。
残念なことに、解熱剤は6時間おきにしか使えないのです。 その前に熱がピークになると、耐えて耐えて投与の時間まで待つしかない。
ある日の夕方、「18:30には、次の投与お願いします」とナースに頼んでいたのですが、熱のピーク(40.7度)が、17:30には来てしまって、1時間耐えてました。んでも、18:38分になってもナースが来ない… (もちろん、忙しいナースが時間ぴったりに来る事はなかなかない)
ナースコールして、「もう限界なので、解熱剤投与お願いします」懇願してました。
熱に勝ちました。とりあえず、終わってよかった(´∀`)
後は、白血球が上がる間、また熱が出ないのを願いましょ。
今はとりあえず、寝よう。
地固め療法(2) ー 12日目 味覚障害
週末は穏やかに過ぎていったけど、抗ガン剤の副作用で味覚障害が本格的に始まってしまいました(*´ー`*)
今日は、退院している間に作って冷凍した「エビのクリームスープ」を食べたけど、全然エビの味がしなくてショック。こうなると、何を食べても、慣れ親しんだ味がしないのだけど、唯一、味がして美味しいと思えるのが、今回は「じゃがりこ」と「ヨーグルト」。 前回の入院では、「ベーグル」と「クリームチーズ」がサバイバル食だったな。
夜の検温で、37.4度だったので、いよいよ微熱が続く日が始まるのかな、という感じ。
そして、金曜日に白血球が400になってから、ドクターDJR、毎日グラン投与しています。今回で3回目の抗がん剤治療だけど、今までになかった新しい動き。
さて、明日の血液検査の結果に、どうでるかしら。
地固め療法(2) ー 10日目 きぬさん
隣のベッドのきぬさん、私と同じ病気です。御年78歳。
入院1ヶ月症候群に突入です。 (入院して1ヶ月経つと、外に出たい、もうやだ、無理…と限界がくる。病名は勝手に作りました(´∀`) )
なんでこんな病気になっちゃったんだろう… 外は、いい天気だなぁ 私、いつ帰れるのかしら 白血球の事考えると、頭がおかしくなりそう
と、きぬさん。
同室のみんなで、きぬさーん、ちょっとずつ白血球上がって来てるからさ、もうちょっとの辛抱だよ〜〜と声をかけます。
きぬさんの気持ち、すごくわかります。1ヶ月くらい経って、退院の見通しがつかないと、頑張ろうって気持ちがきれてきます。
今日は、ドクターDJRに「先生、明日(土曜日)は、お休みですか? 彼女とデートですか?」と聞いてました!(爆笑)
デリ(夫)は、この病室を「カレッジドミトリー(大学の女子寮)」と呼んでいて、「枕投げしないで寝るんだよ」と帰って行きます(^_^*)
今日は、みんなで(それぞれのTVで)志村動物園をみて、可愛い動物見ながら、キャーキャーいって癒されました。
きぬさん、大丈夫だよ。みんなね、きぬさんの白血球がぐんと上がって、退院できるの祈ってるからね。
一方、昨日の血液検査で白血球がぐんと下がった私。 今日、DJRがグラン(好中球を増やすための薬)投入しました。
熱が出ず、穏やかな週末が過ごせますように(*´ー`*)