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急性骨髄性白血病 治療日記 -だってたべたいんだもん編ー

地固め療法(2) ー 19日目 最後の場所

40度超の熱が続いたとき、自分が死ぬときに居たい場所が   はっきりと描写できました。

とは言え、熱にうなされて死を覚悟した訳ではなく、例えると「無人島に3つ持って行けるなら、何を持って行くか?」とか「明日地球が滅びるなら、最後に何を食べたいか?」的な、現実味がない状況を想像して「私ならこれだな」と欲しいものがはっきりと分かった感じ。

「どこで死にたいですか?」の問いに対して、私だったら「病院の中ではなくて、家の中だな」と。

私の体重が減ったので、今やデリ(夫)は私の約2.5倍の体重があるのですが、「大男デリ(夫)の隣で抱っこされながら、家のベットの上で眠るように去りたいな」と。

 

そして今日、デリ(夫)が病室にきて、iPod で撮った写真を整理してた時に見つけた写真。まさにこれ、という一枚だったので、びっくりしました。

この前、一時退院した時に撮った写真です。

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自分の最後を思い浮かべる事は、縁起の悪い話でもネガティブな思考でもなく、人は誰もが死ぬので、その終着点がはっきりわかると、それまでの旅路をしっかりと歩めるというか安心できるというか、説明が難しいですが、そんな気がします。 

誰にも言わなかったけど、1回目入院が終わった時「かなりキツかったけど、死ぬ感じはしないな」と正直思って、今もそう思ってます。

心配する家族や友達に、私の状況を伝えるために、そして治療の記録として始めたこのブログ。

私が死を想像したからと言って、心配しないでくださいね‼︎

ちゃんと治るので、大丈夫です。